南米大陸にある世界遺産のひとつ「イグアスの滝」。
アルゼンチンとブラジルにまたがる世界最大の滝です。
今回はブラジル側から滝を見てきました。
注意したい点やおすすめポイントなど、絶景写真とともにお伝えします。
基本情報
イグアスの滝は、イグアス国立公園内にあります。
イグアス国立公園は、アルゼンチンとブラジルの二国にまたがっており、イグアスの滝とその周囲に広がるジャングルの生態系を保護するという重要な役割を担っています。
1984年、ユネスコ世界遺産に登録されました。
「偉大な水」
「イグアス」は、先住民グアラニー族の言葉で「偉大な水」という意味です。
その名前のとおり、イグアスの滝は、ナイアガラ、ヴィクトリアの滝と並ぶ世界三大瀑布の一つで、その中でも最大のものです。
幅2,700mにわたって美しく広がる大小さまざまな滝で構成されています。
「悪魔の喉笛」
一番の見どころは、「悪魔の喉笛」と呼ばれる最も大きな滝（最大落差82m、幅150m、長さ700m）です。
アルゼンチン側の国立公園には「悪魔の喉笛」を見下ろす形で遊歩道が設置されています。
ブラジル側の国立公園は「悪魔の喉笛」を正面から見ることができるようになっています。
公式サイト：イグアス国立公園（ブラジル）、イグアス国立公園（アルゼンチン）
行ってみた
今回訪れたのは、ブラジルにあるイグアス国立公園です。
パラナ州のフォス・ド・イグアスという町にあります。
入園前に
公園内には十分な駐車スペースがあります。（駐車料金：60ブラジルレアル）
ビジターセンター
公園内の駐車場に車を停めて、まずビジターセンターに向かいます。
入園チケットを購入したり、サファリツアーなどのアクティビティに申し込んだりできます。
ビジターセンターから出ているシャトルバスに乗って、滝の近くのバス停まで向かいます。（もちろん徒歩でも行けるのですが、ビジターセンターから滝までは片道6kmあるそうです。）
ピンク色の建物が見えてきたら、近くの停留所で降ります。ほとんどの観光客が降りるのでわかりやすいです。
この可愛い建物が「ホテル・ダス・カタラタス」です。
ホテル・ダス・カタラタス
イグアス国立公園にある唯一の宿泊施設で、1950年代のポルトガル植民地時代をイメージしているそうです。一般の観光客がいない時間に公園内を散歩したり、滝を独り占めしたりできるのは宿泊者の特典です。
「悪魔の喉笛」を目指す
バスを降りたところから、さっそく滝が見えはじめます。
整備された遊歩道に沿って歩きながら「悪魔の喉笛」を目指します。道順はとてもシンプルなので、迷子になる心配もありません。
1kmほど進んでいくと、ついに見えてきました！！
写真にある橋の先端まで行くと、ごうごうと激しく水しぶきをあげる「悪魔の喉笛」を見ることができます。（矢印で示しているあたりに滝つぼがあります。私のスマホでは、これ以上近づいて写真を撮ることができませんでした、、、）
展望台からの眺め
さて、展望台にも上ってみましょう。
イグアスの滝を真横から見ることができます。大迫力の美しさです。
矢印で示しているのが「悪魔の喉笛」です。
またシャトルバスに乗り、ビジターセンターに戻ります。
公式サイトによると「見学の所要時間はおよそ2時間」ということですが、私はゆっくり4時間ほどかけて堪能しました。
持ち物・気をつけたいこと
日焼け止めと虫除けは必須です。
公園内で水を購入できる場所は限られているので、多めに持参するのが良いと思います。こまめな水分補給が大切です。
園内のシャトルバスは、なかなか来てくれないこともあるので、余裕を持った計画を立てておくのがおすすめです。
滝を見るときは、ずぶ濡れ覚悟で
すべりにくい靴と乾きやすい服装で行きましょう。レインコートを着ている人もいます。
スマホなどの電子機器を入れておけるよう、防水ポーチを持参するのがおすすめです。
日焼け止めもメイクも、ウォータープルーフ必須です。
まとめ
ブラジル側からイグアスの滝を見るのは、今回が初めてでした。（アルゼンチンからはすでに3回見ています、、、）
滝の近くまでシャトルバスで行けるので、ブラジル側のほうが体力的に楽だと思います。また、「悪魔の喉笛」を含め、イグアスの滝をパノラマを楽しめるというのもポイントです。
「悪魔の喉笛」の迫力を間近で体感したいという方には、アルゼンチン側をおすすめします。
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