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パラグアイのサッカー愛|街が静まりかえるほどの熱狂ぶりを現地レポ

パラグアイ

パラグアイにおいて、サッカーは単なるスポーツではありません。子どもから大人まで多くの人が熱中しており、日常生活のなかでも身近な存在です。

私がパラグアイに暮らし始めて驚いたことの一つが、ワールドカップ開催時の盛り上がりっぷり。スーパーや街角に代表ユニフォームがずらりと並び、話題といえばサッカーのことばかり。そして、試合の日には、家族や友人と集まってテレビ観戦をするのです。

この記事では、現地で暮らすなかで見えてきたパラグアイのサッカー文化や観戦スタイル、日本との違い、そして人気の代表選手についてご紹介します。旅行を計画しておられる方や、パラグアイの文化に興味をお持ちの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

パラグアイで、サッカーはどれくらい人気?

子どもから大人までサッカーが大好き

パラグアイでは、サッカーはとても身近なスポーツです。「好きなスポーツはなんですか?」と聞いて、「サッカー」と答えない人には出会ったことがありません。

それぞれにお気に入りのチームがあり、とくに人気なのが「セロ・ポルテーニョ」と「オリンピア」です。(※日本の野球で言うところの、巨人と阪神のようなイメージです。)

サッカーを楽しむのは子どもだけではありません。街中にはコートがたくさんあり、週末になると、友人と集まってプレーしている大人もたくさんいます。年齢を問わず、多くの人がサッカーに親しんでいるのが特徴です。

サッカーは国民共通の話題

パラグアイでは、サッカーは人々をつなぐ共通の話題でもあります。テレレやマテを飲みながら、家族や友人とはもちろん、職場でもサッカーの話で盛り上がります。

ワールドカップ開催中、サッカーへの関心はさらに高まります。試合の予想や代表選手について熱く語り合う人が増え、街全体が応援ムードに包まれます。サッカーは、パラグアイの人々にとって生活の一部になっているのがよくわかります。

パラグアイ代表戦の日に街はどうなる?

試合の日は、街から人がいなくなる

パラグアイの代表チームは「ラ・アルビローハ(La Albirroja)」と呼ばれていて、チームカラーは赤と白のストライプです。

代表ユニフォームや国旗が、スーパーマーケットでも販売されています。街中にはユニフォームを着ているワンちゃんが増え、国全体として期待が高まっていることが伝わってきます。

フェイスペイントグッズも人気です。

大画面テレビで試合を楽しみたいという人が多いのでしょう。テレビの需要も高まるようで、大会期間中には多くの家電量販店でテレビのセールが行われます。

パラグアイ代表の試合がある日は、人々が朝からそわそわして、どこか落ち着かない雰囲気です。

試合開始時間が近づくと、急いで帰宅しようとする人々が増えるためか、いつも以上に危険な運転をする車やバイクが多くなります。殺気立っていて、怖いです。

そして試合が始まると、街は驚くほど静かになります。ほとんどの人が自宅から観戦するため、街から人がいなくなったように感じます。

花火を打ち上げながら、試合を見る

パラグアイでは、家族や友人が集まって、自宅でテレビ観戦するというのが一般的です。

最近では、大画面モニターを設置するレストランやバーも増えてきました。食事やアルコールを楽しみながら、ほかのお客さんと一緒に観戦できるので、じわじわ人気が出ています。

代表戦の日には、試合開始前に花火が上がります。さらに、パラグアイがゴールを決めた瞬間や試合に勝利した後には、街中のいたるところから花火や歓声が聞こえてきます。

2026年、ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、パラグアイがドイツに勝利した日には、試合翌日(6月30日火曜日)が国民の祝日(臨時)になりました。

パラグアイが16年ぶりのワールドカップ出場を決めたときにも、国民の祝日(臨時)が宣言されました。

こうした国を挙げての熱狂ぶりを見ると、パラグアイではサッカーが本当に愛されているんだな、、、と実感します。

2026年ワールドカップで、パラグアイ代表はラウンド16でフランス代表と対戦しました。結果は0-1で敗れ、残念ながらベスト8進出はなりませんでした。

パラグアイで人気の代表選手

日本ではあまり知られていませんが、パラグアイにも海外リーグで活躍している実力派選手がいます。ここでは、現地でも人気の高い代表選手をご紹介します。

ミゲル・アルミロン(Miguel Almirón)

ミゲル・アルミロン(Miguel Almirón)は、長年にわたりパラグアイ代表を支えてきた中心選手です。

アルゼンチンやイングランド、アメリカのチームで活躍した経験があり、代表としても安定した存在感を見せています。

スピードを生かしたドリブルやチャンスメイクが持ち味です。攻撃の起点になれる選手として信頼されており、多くのファンから支持されています。パラグアイ代表を語るうえで欠かせません。

フリオ・エンシソ(Julio Enciso)

フリオ・エンシッソ(Julio Enciso)は、パラグアイサッカー界を代表する若手スターです。若いながらも高い技術と得点力を兼ね備えており、試合の流れを変えられる選手として注目されています。

センターフォワードとして、相手をかわす細かいプレーや大胆な仕掛けも魅力です。将来のエースとして期待されており、若い世代を中心に人気を集めている選手です。

グスタボ・ゴメス(Gustavo Gómez)

グスタボ・ゴメス(Gustavo Gómez)は、パラグアイ代表のキャプテンを務める選手です。ディフェンダーとして守備の要となっており、空中戦や対人プレーでも強さを発揮します。

アルゼンチンやイタリア、ブラジルのチームでプレーした経験があります。

彼のリーダーシップも評価されており、チームの精神的支柱として重要な役割を担っています。

オーランド・ヒル(Orlando Gill)

オーランド・ヒル(Orlando Gill)は、2026年のワールドカップで注目を集めた若手ゴールキーパーです。

1.99mという長身を生かした守備や、素早い反応が持ち味です。ゴール前での落ち着いた対応にも定評があり、今後の活躍が楽しみな選手です。

これからのパラグアイ代表を支える若手選手の一人として、多くのサポーターが成長を見守っています。

まとめ|パラグアイのサッカーは文化そのもの

パラグアイにおいて、サッカーは単なるスポーツではなく、人々の暮らしに深く根付いた文化です。

もしパラグアイを訪れる機会があれば、ぜひ現地のサッカー文化にも触れてみてください。きっと日本とは違った熱気や魅力を感じられるはずです。

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